
シュバイネオーレン(Schweineohren)はドイツのパイ生地を使った、豚の耳という意味のお菓子で、日本の源氏パイに似ています。
ドイツでは実はこのお菓子は豚の耳(Schweineohren)に似ている、とされています。しかしお隣フランスではパルミエ(ヤシの木の葉)として見られています。
名前の名称は異なりますが、同じお菓子です。同じものを見て、豚の耳とみるか…ヤシの木の葉とみるか…国民性や土地柄が見えて面白い一品。

フランスでは南の方はとても暖かいので、ヤシの木が生えていますが…ドイツは寒い国なので、残念ながらヤシの木が生えるような地域ではありません。ちょっとフランスがうらやましくなりますね。
手作りのパイ生地は手間と時間がかかりますが、今回の生地はドイツ語でBlitzblätterteig(ブリッツブレッタータイク)と呼ばれる、バターの塊を生地に混ぜて折り込むタイプです。膨らみにくいので、このようなパイのお菓子やミルフィーユの使用がオススメです。
長所として失敗しにくく、生地を休ませる時間が通常のパイ生地の半分以下です!ぜひご自宅でお試ししてみて下さい。
レシピ動画
【ポイント】
- 時間はかからない生地ですが、15分×3回生地を休ませる時間を取るので、時間のプランニングに注意
- できる限り、生地とバターの温度を上げないようにするのがポイント。バターが溶けてきたら、冷蔵庫で少し固めることをオススメ!
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。
材料(スクエア型15cm)
- パイ生地
50g | 無塩バター |
80g | 薄力粉 |
小さじ1 | グラニュー糖/砂糖 |
ひとつまみ | 塩 |
40ml | 冷たい水 |
適量 | 打ち粉用薄力粉 |
- 成形・仕上げ
適量 | グラニュー糖 |
適量 | ビターチョコレート |
適量 | ホワイトチョコレート |
適量 | ルビーチョコレート |
適量 | 細かく砕いたピスタチオ |
仕上げの飾りつけは、ご自宅にある製菓材料で、お好きなように作ってもちろんOKです!
パイ生地
- 無塩バターを10分冷蔵庫で冷やす
- ボウルに薄力粉、グラニュー糖、塩、冷たい水を加えてゴムベラで混ぜる
- 粉っぽさがなくなるぐらい手で混ぜる
- 冷やしたバターを加え、スケッパーなどで切るように混ぜる


- 手で生地をひとかたまりにする
- ラップに包んで冷蔵庫で15分保管
- 打ち粉をして麺棒でのばし、スケッパーで25×10㎝ぐらいの長方形になるよう微調整する
バターが溶け出さないよう、温かい日当たりの場所ではなく、日陰のひんやしした冷暗所で作業するのがオススメです! - 生地の上にある余分な粉を刷毛で取り除き、三つ折りにする

- もう一度麵棒で生地を伸ばし、同じ大きさの長方形にする

- 今度は三つ折りではなく、四つ折りにする

- 再びラップに包み、冷蔵庫で15分保管
- もう一度生地を伸ばし、三つ折りにして、更にもう一度生地を伸ばし、四つ折りにする
- 再びラップに包み、冷蔵庫で15分保管
成形
- グラニュー糖で打ち粉をし、生地を麵棒で伸ばしていく
目安として24㎝×13㎝の長方形にする
ここで使用したグラニュー糖が、焼くとカリカリのキャラメル状になります!
お好みでバニラやシナモンパウダーを追加しても、美味しくなります。 - 真ん中に印をつける
- 両端から真ん中の少し手前まで、クルクルと丸めていく
きつく巻かずに、少しゆるい感じでOK!

- 両端を切り落とし、0.8㎜~1㎝ぐらいに切る

- クッキングシートを敷いた天板の上に、十分な間隔をあけて、置いていく
焼くと横に広がるので、びっちりした間隔で置かないよう、気を付けましょう。

- 180度のオーブンで12分焼く
- 焼けたらオーブンから取り出し、裏返す
熱いので火傷に注意しましょう! - 更に10分焼き、両面に焼き目を付ける
完成
飾りつけはお好きなように行ってください!ドイツではチョコレートをつけるのが一般的なので、僕は3種類のチョコレートを用意しました。
コーティングチョコレートは扱いやすいので、オススメです。ドイツではスーパーでKuchenglasuとして販売されており、手軽に手に入ります。

ドイツ風源氏パイの作り方でした。ハート型にも見えるので、バレンタイン、ホワイトデー、母の日、父の日、誕生日プレゼントなどにも、活用できるレシピかと思います。
手作りのパイ生地で作ったなんて言うと、手がすごく混んでそうに見えますが、この作り方だと時短で本格的なパイ生地ができます。ぜひお試ししてみてください!
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