パンドーロとは、黄金のパンを意味します。その名の通り、鮮やかな黄色の生地が特徴。たっぷりのバターと卵を使用することで、この美しい黄色の色が出ます!
同じくイタリア・クリスマス伝統菓子パンのパネトーネ(レシピブログはコチラ)は、パンドーロと似ていますが、ドライフルーツがたっぷり入っています。
一方パンドーロはドライフルーツ無しで、シンプルな材料です。しかし星型の型を使用し、かわいらしいギザギザの大きなパンの形が特徴ですね。
味や食感を本場に近づけられるよう、発酵時間も長めに複数回とり、ふわっふわ感を出せるようにしました!
ぜひイタリアのクリスマスの世界をお楽しみください!
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。
材料
- 中種1
120g | 薄力粉 |
130g | 強力粉 |
2g | ドライイースト |
30ml | 水 |
15g | グラニュー糖/砂糖 |
- 中種2
3g | ドライイースト |
15g | グラニュー糖/砂糖 |
1個(50g) | 卵 |
- 生地作り
65g | グラニュー糖/砂糖 |
15g | はちみつ |
ひとつまみ | 塩 |
少々 | バニラエッセンス |
少々 | レモンのすりおろした皮 |
2個(100g) | 卵 |
1個(20g) | 卵黄 |
120g | 無塩バター |
- その他
- 適量…植物油、薄力粉(型の準備用)
- 適量…薄力粉(仕上げ用)
- 適量…粉砂糖(デコレーション用)
事前準備
- 容量500gのパンドーロ型
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直径18㎝、高さ13㎝の型を使用しました
中種1
- 薄力粉、強力粉をボウルに入れて、よく混ぜ合わせる
→ブレンド粉とします - 別のボウルにブレンド粉50g、ドライイースト、水を入れて、ゴムベラでよく混ぜる
- ある程度まざったら、手でひとかたまりになるように、ボウル内でこねる
- ラップをボウルにかけて、1時間室温発酵
参考…温度24℃ 湿度50%
中種2
- 1時間後…
発酵した生地の入ったボウルに、ブレンド粉90g、ドライイースト、グラニュー糖/砂糖、卵を加えて、ゴムベラでよく混ぜる - ある程度まざったら、手ごねでひとかたまりになるように、ボウル内でこねる
- 再びラップをボウルにかけて、3時間室温発酵
生地作り
- 3時間後…
発酵した生地の入ったボウルに、残りのブレンド粉全て、グラニュー糖/砂糖、はちみつ、塩、バニラエッセンス、レモンのすりおろした皮、卵、卵黄を入れて、手でこねる - 無塩バターは事前にレンジで柔らかくしておきましょう
- バターを3回に分けて加え、その都度よく混ぜる
とてもベタベタします…お持ちの方は、パンこね機や、スタンドミキサーの使用をオススメします!
- バターを全て入れ終えたら、3分ほどこねる
生地にツヤが出てきたらOK!
- ボウルに布巾をかけて、1時間室温発酵
型の準備
星型を使用しましたが、似たような大きさのクグロフ型でも代用可能です!
- 刷毛で薄く型の内側にサラダ油などを塗る
- 薄力粉をまぶして、全体につくようにする
- 最後に台に型をトントンと打ち付け、余分な粉を落とす
仕上げ
- 台に打ち粉をして、生地をボウルから取り出す
ねばねばしているので、スケッパーを使って工夫して取り出すのがおすすめ! - 表面がツルンとなるように、生地をのばしつつ、たたむようにして生地をまとめる
- 型の中に生地を入れる
ツルンとさせた方が裏側になるように、入れましょう - 少し押して、生地を微調整する
- 布巾をかけて、2時間室温発酵
- 190℃で10分、更に160℃で40分焼く
- 焼けたら、粗熱が取れるまで待ち、その後型からパンを外す
- 袋などにパンを入れて、粉砂糖を適量入れて、シェイクし、全体に粉砂糖がかかるようにする
完成
星型がクリスマスらしくて、とてもかわいいですよね!
中身はしっかり、黄金のパンという名にふさわしい、鮮やかな黄色の生地になっています!
このように縦に切り分けて食べるのが一般的だと言われいます。しかし横に切ると、綺麗な星形になっているので、それを楽しむのもOK!
このように重ねて、ツリーのように楽しむ方法もあるとか。しかし、卵とバターがたっぷり入っているので、更に生クリームも飾りつけで使用すると、個人的には重いかなとも思います…
ぜひイタリアのクリスマス気分を、ご自宅でお楽しみください!
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