ドイツでは新年が近くなると、四葉のクローバーをもった豚たちがたくさん並びます。幸運のシンボルとして、新年を迎える際の大切な縁起物の一つです。
今回ご紹介するこの巨大プレッツェルは、主に南ドイツでよく食べられる、大きな編み込みパン付きの縁起物プレッツェルです。
本物のプレッツェルのように、重曹液に浸しません。こちらは少し甘みのある、所謂白パンですね。新年の朝に、家族で一緒に食べることのできる大きなサイズのパンです。
ジャムやバターはもちろん、ハムやチーズなどの塩気のあるものも合います。
プレッツェルには人とのつながりや、幸運、健康などの願いが込められているそうです。
ぜひ新年を迎えるにあたり、今年最後に、このレシピで焼き納めをしてください😊
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レシピ動画
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
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材料
- 生地
130g | 強力粉 |
100g | 薄力粉 |
4g | ドライイースト |
20g | はちみつ |
80ml | 牛乳 |
40ml | 生クリーム |
35g | 卵 |
ふたつまみ | 塩 |
30g | 無塩バター |
- その他
- 残りの卵
- 適量のスライスアーモンド
生地作り
- ボウルに強力粉、薄力粉、ドライイーストを入れて混ぜる
- はちみつ、牛乳、生クリーム、卵(半分のみ使用、残り半分は仕上げの際に使用します)、塩を加えて粉っぽさがなくまるまでよくこねる
- 無塩バターを加えたら、混ざるまでこねる
- 台に取り出し約8分手ごねする
右ななめ上、左ななめ上とV字型にこねることで、力もこめやすくなります
生地を薄く伸ばして簡単に切れなければOK
- 生地の表面がツルンとなるように、生地を下に引っ張りながら丸める
- 布巾をかけて約40分発酵
参考…室温22℃、湿度42%
成形
- 生地を真上からつぶして、空気を抜く
- 35gずつを3個、生地から切り取り、丸めておく
残った生地も丸める
指を軽く折り曲げ、生地を押し付けるようにしながら、丸める
意識として、押しつぶさない程度の力を入れて、優しく丸めていくと、表面がツルンとした生地になります!
- 布巾をかぶせて、丸めた生地を10分休ませる(ベンチタイム)
- まずは35gに量った、小さな3個の生地を、それぞれ45㎝の棒状になるようにのばす
転がしながら、手を中心から外側へずらしながらのばしていくのがコツです。
力を入れすぎると、生地が破けてしまうことがあるので気を付けましょう
- のばした3個の生地で、3つ網を作っていく
3本の先をくっつけ、右の生地を真ん中にもっていき、次に左の生地を真ん中にもっていく、という工程を、できなくなるまで続ける
- 残った大きい生地を100㎝くらいに長くのばす
真ん中を少し太めに、両端を少し細めに、という風に意識してのばすといいと思います。それととても長くなるので、大きなテーブルの上で作業しましょう!
- 生地がはみ出るように、大きなわっかを作って、先をひねり太い部分の真ん中ではなく、両側にそれぞれおクロスさせてくっつける
- クッキングシートを敷いた、天板にのせる
- 3つ網に成形した生地を、プレッツェルの上の部分に、押し付けるようにくっつける
- 形を微調整する
- 布巾をかけて30分発酵させる
仕上げ
- 全体に残しておいた卵を丁寧に塗っていく
- プレッツェルの上にのせた編み込みパンの部分に、スライスアーモンドを振りかける
- 180℃で焼き色を見ながら、12分から14分焼く
- 焼きあがったら、ケーキクーラーにのせて粗熱を取る
完成
ぜひお正月に向けて、ご家族で食べるように作ってみてください!
よいお年をお迎えください!
Guten Rutsch ins neue Jahr!
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