ドイツではケシの実を使ったケーキやパンが、とても人気です!そこで今回は、シンプルにケシの実のフィリングに、クランブルをかけたケーキを焼きました。ケシの実がナッツのように香ばしく、サクサク食感のクランブルにもよく合います!
ケシの実はあまり日本では一般的ではないと思います。あんパンの上に少し乗っかっている種…と言えばわかりやすいかもしれません。ですがその場合、使われているのは白いケシの実で、ドイツで多く使われるのは青いケシの実となります。こちらの記事に詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。
あまり聞き馴染みのない材料だとは思いますが、ドイツケーキやパンには欠かせない食材です。とても美味しくて、簡単にできるので、ぜひお試しください!
レシピ動画
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考ください。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。
材料
15cmスクエア型
- フィリング
100g | ケシの実 |
10g | パン粉 |
65ml | 牛乳 |
30g | グラニュー糖 |
20g | はちみつ |
30g | 無塩バター |
25g | 卵 |
- クランブル
30g | 無塩バター |
30g | グラニュー糖 |
ひとつまみ | 塩 |
45g | 薄力粉 |
- 生地
60g | 薄力粉 |
ひとつまい | 塩 |
10g | グラニュー糖 |
小さじ1/3 | ベーキングパウダー |
30g | 無糖ヨーグルト |
10ml | サラダ油 |
10ml | 10ml 水 |
仕上げ用に粉砂糖少々
フィリング
- ケシの実とパン粉を量り、ミキサーに入れて細かくする。大きめのボウルに入れておく
ドイツではすでに細かくパウダー状にしたケシの実も販売されています、ドイツ在住の方はそちらを使用してもOKです!
- 鍋に牛乳、グラニュー糖、はちみつ、無塩バターを加え、沸騰させる
- 熱いうちに、ケシの実を入れたボウルに一気に加える
- よく混ぜてから、卵を割りほぐして加え、さらに混ぜる
- 使用するまで室温に置いておく
クランブル
- 無塩バターをボウルに入れる
冷たいバターを使用した方がクランブルがパラパラになるのでオススメ - グラニュー糖、塩を加え、薄力粉はこしてから加える。スケッパーなどでバターを細かく切るようにしながら、混ぜる
- 細かくなってきたら、手ですりつぶしようにし、クランブルを作っていく
手の温度でバターが溶けてしまうので、なるべく素早く混ぜましょう!
- 使用するまで冷蔵庫に入れておく
生地作り
- 大きめのボウルに、薄力粉、塩、グラニュー糖、べーキングパウダー、無糖ヨーグルト、サラダ油、水を加えてよく混ぜる
ドイツではドイツチーズ・クワルクを使用して作ります。クワルクに関してはこちらにまとめていますので、ぜひ合わせてご覧ください!日本では手に入らないため、ヨーグルトで代用しています。
仕上げ
- 天板にクッキングシートを敷いて、15㎝のスクエア型を置く
僕の持っている型は、底のない型なのでこのように、天板に敷いて、その上にのせました。底のある型の場合は、底の部分に合わせて、クッキングシートを切ってから敷いてください。
- 台に打ち粉をして、型の大きさに麺棒でのばす
- 型に入れて、形を整える
- フィリングを加えて、平らにする
- クランブルをフィリングの上になるべく均等にふりかける
- 180℃で約30分焼く
- オーブンから出し、粗熱が取れたら、型の部分に沿うように切り込みを入れて、型を取る
- お好みの大きさに切り分ける
ドイツではBlechkuchen(ブレッヒクーヘン)と呼ばれる、長方形で提供されることが多いです。今回は僕も8個の長方形に切り分けました。
- 粉砂糖をかけて完成
完成
クランブルがザクザクして、切るときにいい音がしますね。とても食欲をそそられる音です。泡立てた生クリームを添えても美味しいですね。
実は僕の作ったサイズ…ドイツで販売されているものの1/3くらいです笑。
ドイツのケーキは大きいので、日本人の胃袋に合わせて、小さめのレシピにしています😊
青いケシの実はあまりなじみがないとは思いますが、きっと気に入って頂ける味だと思うので、ぜひお試しください!
ケシの実のシュトーレン
ケシの実のフィリングはたくさんのパンやお菓子に使えます。このシュトーレンもその一つです!
いつものシュトーレンではなく、たまには変わったものを作りたいという方にオススメです。実はドイツにはシュトーレンもいくつかの種類があります。このシュトーレンはパウンドケーキ型で焼く、四角いシュトーレンです。ブログ記事はこちらになります、ぜひ合わせてご覧ください!
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