引き続き、ドイツパティシエのブログを立ち上げる経緯について、
お話していきます。
主に2つの理由があります。
- コロナによる影響
- 日本とドイツ・ヨーロッパを繋げたい
2.日本とドイツ・ヨーロッパを繋げたい
前回の記事ドイツパティシエのブログについて①でも記載しましたが、今回の立ち上げには、コロナの影響がとても大きいです。
しかしこのコロナをきっかけに、
食文化を通して、日本とドイツ・ヨーロッパの架け橋になりたい!
そんな思いが生まれました。
初めまして②でも伝えましたが、コロナ以前は、ドイツに住みながらも、日本に気軽に帰省できる環境にいて、さらに世界中をボーダーレスで旅行していた日々。
しかしそれが一変。
私たち夫婦がいつ次日本へ帰省できるのか、全く目途が立っていません。
今はネットのおかげで、日本の家族の様子や日本のニュースも知れますし、
テレビ番組も視聴できる環境です。近所にあるアジアンスーパーでは、醤油や海苔から、冷凍納豆や明太子、おおよそ何でも揃います。
でも、日本がやっぱり恋しくなります。
日本のコンビニスイーツは神だと思える。
(ドイツにコンビニ文化はありません。あってキオスク)
日本の美味しい総菜パンや菓子パンが食べたい。
(ドイツのパンと日本のパンは全く違います)
日本はとても美食の国だとも、ドイツへ移住してから特に感じます。
実際ミシュランの星付きレストランも多いですし、食に関するクックパッドなどのアプリ、ネット情報、書籍もとても多いと思います。
ドイツ人の同僚とも和食について時々話しますが、彼らも和食の豊富さと美味しさに、驚いています。
寿司、ラーメン、餃子、お好み焼き、抹茶…
ドイツでも和食は大人気です。
例えば、日本で当時タピオカが流行ってた時の日本出張で、休憩中に抹茶タピオカを買ってくるドイツ人同僚もいました。行列で30分並んだよーなんて言ってました笑。
(ドイツで飲食店に30分以上並ぶなんて状況は無いと思います)
私も夫も、和食が本当に大好きです。
でも今は、いつ日本に帰れるか、正直わかりません。
そんなときに、ネットでの和食レシピやレシピ動画などは、とても重宝しています。
恋しくなった和食を作ることができます。
それを食べると、日本を思い出せるし、前向きになれます。
そしてある時、
もしかしたら同じ思いをしている人がほかにもいるのではないか…
という考えが思い浮かびました。
私はドイツ在住ですが、アメリカや南米、アジアなど各国の海外在住日本人の皆さんも、日本を恋しく思っているのではないか。
逆に日本在住の日本人でヨーロッパが大好きな人も、今はヨーロッパへ気軽に旅行できなくなってしまったから、悲しく思っているのではないか。
そんな皆さんに夫のレシピがお役に立てるのではないか
と感じました。
海外在住日本人にとって…
海外で購入できるものをうまく使って、
海外在住日本人のプロパティシエが作るレシピを元に、
日本の美味しいパンやお菓子を家で作って食べられる体験。
日本に住む人にとって…
日本に住んでいてヨーロッパへは行けないけれども、
ドイツのプロパティシエが作ったレシピを元に、
ドイツやヨーロッパのパンやお菓子を家で食べられる体験。
自分のレシピを生かして、何かお役に立ちたい!
こうして、日本とヨーロッパの架け橋を目指し、この事業を立ち上げる運びとなりました。
繰り返しますが、コロナの影響はすさまじいと改めて思いますし、正直ボーダーレスで気軽に移動できた時代が懐かしいです。
でも逆に、ネットのおかげで、いろんな場所で気軽にいつでも繋がれる環境は整いました。
オンラインでのアプローチですが、
パン・お菓子作りを通して、
食の幸せをお届けできたら幸いです。
次回は、なぜ小学生の時にドイツへ引っ越し、ドイツ在住23年の夫が、美味しい和食や和食を詳しく知っているのかについて、書いていきます。
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