このラウゲンブロートヒェンはプレッツェルと同じく、重曹液に浸して焼くパンです。味も同じ生地を使用しているので似ていますが、こちらのほうがもっちり感がより味わえるかなと思います!
ドイツ現地ではいろいろな形で売られているパンです。編み込みパン、三角形、丸型など、お店によってそれぞれ違いますね。
僕は今回4種類の形での作り方をご紹介しました。プレッツェルよりも難易度が低く、でも味はプレッツェルに似ていて、そして簡単に作れるドイツパンです!
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レシピ動画
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考ください。
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材料
8個分
- パン生地
190g | 準強力粉または中力粉 |
3g | ドライイースト |
110ml | 水 |
小さじ1 | はちみつ |
3つまみ | 塩 |
15g | 無塩バター |
- 重曹液
300ml | 水 |
2つまみ | 塩 |
9g | 重曹 |
- 仕上げ
適量 | 粗塩 |
生地作り
- 準強力粉または中力粉をボウルに入れる
中力粉に関してはこちらの生地をご覧ください。 - ドライイーストを加えて、スプーンなどで混ぜる
- 水、はちみつ、塩を加えて、ゴムベラでよく混ぜる
- 柔らかくした無塩バターを加え、手で混ぜる
- 生地がひとかたまりになるまで混ざったら、台に取り出す
- 5分手ごねする
右ななめ上、左ななめ上とV字型にこねることで、力もこめやすくなります
生地を薄く伸ばして簡単に切れなければOK
- 表面がピンとなるように、表面をのばすようなイメージで、生地を丸める
成形
※この生地は発酵をさせずに成形します。そのほうが成形しやすく扱いやすいです。
- 生地を40gずつに8個分ける
お好みで分量を変更して、個数を増やしてもOK! - ひとつずつ丸める
手を丸めて押し付けるように丸めると表面がピンとなります
- 布巾をかけて10分生地を休ませる(ベンチタイム)
今回は4種類の形を2つずつ作ります。
丸型
- 2つそのまま天板に置いておく
棒型
- パンを裏返し掌で平らにつぶす
- 上からコロコロ丸める
- そのまま細く、両端が少し細くなるように成形する
- きれいな面を上にして天板にのせておく
ノット型
- 棒型の1と2と同じようにする
- 20㎝くらいの長さの棒状に成形する
- 真ん中に輪ができるように置く
- クロスさせて上になったほうを下から、もう片方を上から輪に入れるようにくっつける
- 天板の上に置いておく
編み込み型
- 棒型の1と2と同じようにする
- 30㎝くらいの長さの棒状に成形する
- 6の数字の形になるように置く
上の部分は長めにしておきましょう
- 上に部分を輪の中を通して下に持ってくる
- 輪になっている部分をひねる
- その中に下に持ってきた先端を指して固定する
- 天板にのせる
特にクノーテン型とツォプフ型は文字だけではわかりにくいと思うので、
ぜひ動画を参考にしてください!
- 布巾をかけて50分発酵させる
仕上げ
- 重曹液を作っていきます
鍋に水、塩を入れる - 強火で沸騰させる
- 沸騰したら弱火にし、重曹を加える
すごく泡立つので、深めの鍋を使用するのがおすすめです - 成形した生地を一つずつ鍋に入れる
それぞれ30秒重曹液に浸しましょう
きれいな面を上に入れて、少しずつ重曹液をお玉などで、パン全体にかかるようにしましょう
重曹液は沸騰直前の状態を中火から弱火で、キープするようにしておきます
- 重曹液をかけたら、クッキングシートをのせた天板に、間隔をあけてのせる
- 棒型は3か所クープ(切り込み)を入れる
- 全体に粗塩をかける
(お好みでなしでもOK、多すぎるとしょっぱすぎてしまうので、控えめでOK) - 丸型ははさみで、中心に十字に切り込みを入れる
- 210℃のオーブンで12分焼く
完成
中はもっちり、外はカリっ、ふわっととてもおいしいパンです。バターを塗って食べたり、サンドイッチとして楽しむのもオススメ!
プレッツェルの成形がうまくできないという人にも、おすすめのパンですね。
発酵も1回だけで割と手軽に作ることができると思います。ぜひお好きな形で、自宅でお楽しみください!
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