オーストリアのリンツの街が発祥と言われていたり、リンツァーさんが開発した、とも言われています。スパイスが入った生地に、ジャムのフィリングがたっぷり詰まった、オーストリアの伝統クリスマス菓子です!
リンツァートルテのビーガンレシピも僕のブログ内で公開中です!ぜひビーガンにご興味がある方は、こちらもご覧ください。
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。
材料
- クッキー生地
110g | 無塩バター |
65g | 粉砂糖 |
ひとつまみ | 塩 |
小さじ1/2 | シナモンパウダー |
小さじ1/2 | クローブパウダー |
少々 | レモンの皮 |
80g | ヘーゼルナッツパウダー |
1個(20g) | 卵黄 |
120g | 薄力粉 |
- その他
- 型の準備用…サラダ油、薄力粉少々
- フィリング用…ジャム(赤スグリ、いちご、ミックスベリー等赤いジャムがオススメ!)250g
- とき卵…少々
事前準備
- 直径20㎝タルト型
- ピザカッターや小さなナイフ
- 定規
クッキー生地
- 無塩バターをレンジに入れ柔らかくしておく
- 無塩バターに、粉砂糖、塩、シナモンパウダー、クローブパウダー、レモンのすりおろした皮、ヘーゼルナッツパウダーを加えて、ゴムベラでよく混ぜる
ヘーゼルナッツパウダーの代用として、くるみやアーモンドパウダーでもOK! - 卵黄を加えて、更に混ぜる
- 薄力粉を漉してから加え、ゴムベラで切る用に混ぜる
- ある程度まざってきたら、手でひとかたまりになるように混ぜる
- よく材料が混ざったら、ラップに包み、1時間以上冷蔵保存
型の準備
- タルト型の側面に油を刷毛で薄く塗る
- 薄力粉をまぶし、トントンと数回叩いて、余分な粉は落としておく
- 底はクッキングシートで覆う
僕は底取型のタルト型を使用しています。しかし底共型のタルト型の場合は、型全体に油を薄く塗り、薄力粉をまぶしましょう!クッキングシートは不要です。
成形
- 冷蔵庫から生地を取り出し、半分に割り、最初は半分だけ使用する
残り半分は後ほど使用します! - 固くなっているので、少し手でこねて、柔らかくする
- 打ち粉をして、麺棒で3㎜ぐらいの薄さにのばす
- 型に入れる
- 型からはみ出している余分な生地を、小さなナイフ等で切って、取り除く
- 取り除いた生地と、残り半分の生地をひとまとめにし、麵棒で2.5㎜ぐらいの薄さにする
- だいたい20㎝ぐらいの正方形に切る
このとき、台が傷つかないよう、下に大き目のまな板や、汚れても良い板などを敷いてから、作業しましょう!
- ピザカッターや定規を使い、1㎝幅の棒状に切っていく
- 棒状に切った生地を20分冷蔵保存
仕上げ
- フィリングのジャムをボウルなどに入れて、扱いやすくするよう、ゴムベラで混ぜる
伝統として本場では赤スグリのジャムを使用します。しかし手に入りにくいかと思うので、赤色のベリー系ジャムを使用してもOK!もちろんどちらでもオススメ!
- タルト型にジャムを入れて、パレットナイフなどで平らにする
- 棒状に切った生地を格子状に張り付けていく
今回は伝統的に格子状のデザインを採用しましたが、お好みで棒状にせず、例えばクリスマスらしく、星、月、ハート型に抜いて、それをジャムの上に乗せてもOK!
お好きなデザインで飾り付けしていきましょう。
- 格子状に貼り終わったら、麺棒をタルト型の上で数回往復させて転がし、余っている生地部分を取り除く
- 余った生地類を全てまとめ、細い棒状にする
- 型に沿うように張り付けていく
- フォークで模様をつける
- 刷毛でタルトの表面に溶き卵を全体に薄く塗る
- 170℃で30分焼く
- 粗熱が取れてから型から外す
完成
中にぎっしり詰まったジャムと、スパイスが効いた生地がとってもよく合います。1日おいた方が、ジャムが生地に染み込んでより美味しさアップ!
是非お試ししてみてください!
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