バタフライピーは自然に美しい青色を出すことができる、ハーブティーですね!
青いスイーツや食べ物は着色料を使用して作るイメージがあります。青色は自然に出すのがとても難しく、ブルーベリーやブラックベリー、カシスなどで紫色にすることはできますが、海のようなブルーは大変難しいです。
最近ではスピルリナでも出すことができるので注目されていますが、今回は今世界的に注目されているハーブティー・バタフライピーをご紹介したいと思います。
バタフライピーはとても自然に、そして美しい青色を出すことのできるハーブティーです。
<結論:バタフライピーは飲んではいけない?>
子宮収縮効果があると言われているので、妊婦の方は要注意
たくさんの健康効果、美容効果もある美しいコバルトブルーのハーブティ
適量なら問題なし!飲みすぎに注意
バタフライピーについて
バタフライピーはマメ科の植物で、大きく開いた花びらが蝶のように見えるため、この名前が付けられた、と言われています。
もともとはタイやベトナムなどで飲まれているハーブティーで、バタフライピー、ブルーティー、アンチャンなどの呼び名があります。
淹れたばかりのハーブティーはとても美しいコバルトブルーです。
これに数滴のレモン汁やライム汁を加えると、きれいな紫色に変わります。これはレモンやライムに含まれる、クエン酸に反応し、引き起こされる現象です。
タイやベトナムなどのホテルでは、ウェルカムドリンクとして、このバタフライピーを使用しているところもあるとか。
綺麗な青色で味が想像しにくいですが、味に臭みやくせは特になく、特徴のない味をしています。そのため、様々な食材と組み合わせやすいです。
効果
この紅茶はカフェインが入っておらず、貴重な栄養素も持っているため、世界的に有名になりました。
青色は、バタフライピーに含まれるアントシアニンという成分が含まれているため、このような色になっています。バタフライピーに含まれているアントシアニンはブルーベリーの約4倍含まれていると言われています。
- 眼精疲労
バタフライピーは眼精疲労に効果的です。このアントシアニンは、疲れ目を回復させる効果が期待できます。パソコンやスマホの見すぎで疲れやすい現代人には、ぴったりです。 - 美肌効果
アントシアニンは年齢とともに失われるコラーゲン作りを助け、美肌、美白に効果があります。 - アンチエイジング
肌の老化を食い止める効果もあるようで、シワやくすみなどにも効果的です。総じてアンチエイジングに効果がある、といえます。 - 美髪効果
バタフライピーのシャンプーや石鹸は、美髪効果もあるようです。黒髪を保つ効果と、白髪や抜け毛にも効果的と言われています。 - 花粉症
アントシアニンには、花粉症を引き起こすヒスタミンを抑制し、減少させる効果があります。そのため花粉症の症状を、抑えてくれます。
飲んではいけない?副作用は?
バタフライティーは妊娠中や生理中の方は摂取しないほうがいいと言われています。
理由として、子宮収縮作用や血小板機能を抑制する作用があるため、と言われています。特に妊娠初期は流産の可能性を高めてしまうこともある、とも言われています。
まだ学術的な根拠は無いようですが、用心して控えることをオススメします。
また、バタフライピーティーを飲むことで副作用はあるのでしょうか?どのハーブティーにも言えることですが、過剰摂取はやめましょう。お腹を下したり、体に大きな負荷をかけてしまいます。体質によってはアレルギー症状を起こす方もいるようです。
まとめ
バタフライピーはとても美しく、コバルトブルーがとても印象的なハーブティーです。人口着色料を使わずに色付けできる天然の色素です。特にレストランやパティセリー、バーなどで、青色のカクテル、青色のデザートなどを作るときに重宝されています。
参考リンク
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