赤スグリのジャムとナッツが相性抜群!
オーストリアや南ドイツでクリスマスに食べる伝統菓子
Linzertorte(リンツァートルテ)はオーストリア北部のリンツ地方発祥です。たっぷりのナッツとスパイスの効いた生地に、赤スグリのジャムを使用したタルトです。今回はヴィーガン用のレシピとして作ってみました。
17世紀に誕生したとされる、主にオーストリアとドイツで食べられるタルトです。伝統的には格子状に表面を覆うのですが、今回はクリスマスらしい星型のデコレーションにしてみました。
赤スグリとはドイツ語でJohanissbeere(ヨハ二スベーレ)です。ドイツではジャムとしてスーパーでも手ごろな価格で手に入ります。代用としてラズベリーやいちごなど、酸味のある赤いジャムがオススメです!
レシピ動画
Youtube<motomone baking>にてレシピ動画を公開しています。ぜひご参考くだい。
皆さまのコメント、ご質問、レシピのリクエスト、チャンネル登録、お待ちしております。
材料
150g | マーガリン |
75g | ブラウンシュガー |
ひとつまみ | 塩 |
小さじ1/2 | シナモンパウダー |
小さじ1/2 | クローブパウダー |
大さじ1 | 水 |
80g | ヘーゼルナッツパウダー |
140g | 薄力粉 |
60g | 全粒粉 (薄力粉でも可) |
200~250g | 赤スグリのジャム (ラズベリーやいちごも可) |
少量 | 豆乳 |
少量 | 飾り用粉砂糖 |
- 直径20㎝のタルト型(ご自宅にあるタルト型でOK)
- 底の部分のみにクッキングシートを敷く
- 周りには油を塗って小麦粉をふるってつけておくと、生地がくっつきにくくなり、型から外しやすくなります
タルト生地作り
- マーガリン、ブラウンシュガー、塩、シナモンパウダー、クローブパウダーをボウルに入れゴムベラで混ぜる
- 水、ヘーゼルナッツパウダーを加えて更に混ぜる
- 薄力粉、全粒粉をこして加える
- ゴムベラで切るように混ぜる
色が茶色へ代わり、粉っぽさが無くなるまで、よく混ぜます。動画のように、縦方向に切るようにし、ボウルに沿って円を描くように、生地をすくうように、混ぜていくのがポイントです。
- ラップに包んで1時間冷蔵庫で休ませる
生地を型に入れる
- 冷蔵庫から生地を出し、2/3のみ使用
残り1/3は後ほど使うので再び冷蔵庫に戻します - 打ち粉をし麺棒を使って約3㎜に生地をのばしていく
マーガリンを使用しているため、くっつきやすいです。適宜打ち粉をしつつ伸ばしていきますが、打ち粉のし過ぎに注意です。
- 下準備で用意したタルト型に生地を入れていく
生地が型に合うように押し付けていく
- 型からはみ出した生地をナイフで切り落とす
※ここで切り落とした生地は後ほど使用
- タルトの中に赤スグリのジャムを入れて平らに伸ばす
- 先ほど切り落とした余った生地をまとめ、丸めて、長い棒状にのばしていく
- タルト型の周りにくっつけていく
オーブンを170度に予熱しておく
デコレーション作り
- 冷蔵庫保存していた1/3の生地を、同様に打ち粉をして、麺棒で約3㎜の厚さにのばしていく
- お好みのクッキー型で抜いていく
※今回はクリスマスらしく星型を使用 - ジャムの上に並べる
- 刷毛でタルトの端を豆乳で塗る
- その上にアーモンドスライスをのせる
- オーブンで30分焼く
- 焼きあがった後に型からタルトを外してケーキクーラーなどにのせて冷ます
- お好みで粉砂糖をふるう
完成
今回はヴィーガン用のレシピで作りましたが、マーガリンを無塩バターに、豆乳を牛乳に変えて作ることも可能です。
ジャムの酸味とナッツがとても相性がよく、しっとりとした生地になります。
ぜひご自宅でお試ししてみてください!
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